東京都江東区
1、自治体名
東京都江東区
2、調理場名
七砂小学校・明治小学校など小学校65校、中学校23校
3、給食費
小学校低学年225円、中学年250円、高学年275円、
中学校 320円
4、調理場
単独校方式(各学校に調理場が設備されている)
5、その調理場では一日
小学校65校、中学校23校(うち、親子給食1施設)で約
140〜1,200食/校
6、調理は
民間に委託
7、調理する上でこだわっていること
・無・低農薬米もしくは野菜を使っている。
・化学調味料を使わず、天然だしを使っている。
・放射性物質検査を行なっている。
・遺伝子組み換え食品を使わない。
・手作りにこだわっている。
8、放射性物質検査
食材の事前検査を月に4回(1回5品目)、8月を除く11ヶ月実施、年220品実施。1校年間9品目平均。
飲用牛乳検査を年4回実施。
9、異物混入予防
仕様書に異物混入防止について記載。
異物混入事故事例を学校、委託業者へ周知。10、調理場の栄養士さん
「安全」「安心」「美味しい給食」が提供できるよう取り組んでいる。
11、調理場での環境配慮
・給食の残りは焼却処分せず、堆肥化や飼料化している。・廃油は石けんやディーゼルエンジン等にリサイクルしてい
る。
・洗剤は環境に優しいものを使っている。
12、(調査員より)
今から二十数年前のこと。わが子の通う江東区立第七砂町小学校の給食が文部大臣賞を受賞しました。一校に一人の栄養士が配置され、手作りで薄味で、おいしくて、子ども達に大人気でした。その後1996年にはO157食中毒が大問題になり、それ以来生野菜は供されません。2006年には調理が民間委託されました。そして現在はフクシマ原発事故後、放射性物質検査が行われています。いろいろありますが、アレルギーがあって給食を食べられない子どもがいますが、多くの子どもにとって給食はとても大切で嬉しいものです。明日も給食の時間に学校から楽しい会話や声が聞こえてくることを願っています。