１、自治体名
       茨城県つくばみらい市
２、調理場名
　　伊奈学校給食センター
３、給食費
　　250円
４、調理場
 　 給食センター方式
     （センターで一括調理し各学校に配食している）
５、その調理場では一日
　　2700食
６、調理は
       自治体の直営
７、調理する上でこだわっていること
　　・地元の農産物を積極的に使っている。
　　・化学調味料を使わず、天然だしを使っている。　
　　・放射性物質検査を行なっている。
　　・遺伝子組み換え食品を使わない。
　　・手作りにこだわっている。
　　（その他）できるだけ冷凍食品を使わないようにしてい
　　　る。　
８、放射性物質検査
　　前日に一つ検査　完成品を次の日に検査
９、異物混入予防
　　目視
10、調理場の栄養士さん
　　子どもたちの時から自然の味、手作りの味を覚えてほしい考
　　えています。そのことで、将来は食を通して健康を考えて欲
　　しいということから、子どもたちの生きた教材になる為を思
　　っています。
11、調理場での環境配慮
　　・給食の残りは焼却処分せず、堆肥化や飼料化している。
　　・廃油は石けんやディーゼルエンジン等にリサイクルしてい
　　　る。
　　・洗剤は環境に優しいものを使っている。
　　その他：福祉施設との連携（鶏の飼育）
 
12、（調査員より）
　　「２７年度／茨城県米飯給食コンテストにて県知事賞授与」 　　調査を通して現場はしっかりと取り組んでいる様子が伺われ
　　る。しかし市では、児童の急速な増加により小学校が２校増
　　設されたことで、新たに現在２つのセンター、２７００食と
　　１５００食を廃所し６５００食の新たなセンターをつくる方
　　向を示し、今年度から新施設の建築が始まるという、愚策を
　　打ち出したことが、悲しい顛末でもあった。新たな小学校に
　　自校式の給食室をつくれば解決すると、予算の組み替えを動
　　議でだしたが否決されました。