茨城県石岡市 (八郷地区)
1、自治体名
茨城県石岡市 (八郷地区)
2、調理場名
石岡市立八郷学校給食センター
3、給食費
小学生215円 中学生249円
4、調理場
給食センター方式
(センターで一括調理し各学校に配食している)
その他:主食(ご飯、パン、麺類)は外注し、副菜はセンタ
ーで調理
5、その調理場では一日
2250食
6、調理は
民間に委託
その他:調理業務そのものは委託だが、献立作成、カロリー
計算などの管理は自治体
7、調理する上でこだわっていること
・地元の農産物を積極的に使っている。
・放射性物質検査を行なっている。
・手作りにこだわっている。
8、放射性物質検査
石岡学校給食センターにて、日立アロカメディカル(株)
「CAN-OSP-NAI」を用い、毎食実施
9、異物混入予防
調理器具は毎月点検を行い、ねじ等の緩みを締め直してい
る。食材は、下処理(特に水洗浄)時、最新の注意を払って
いる。エアーシャワーや粘着ローラーを用い、毛髪等の混入
を防いでいる。
10、調理場の栄養士さん
農産物の生産が活発である石岡市の食材を少しでも多く使用
し、郷土愛や豊かな感性を育む「食育」を目指したい。
11、調理場での環境配慮
・給食の残りは焼却処分せず、堆肥化や飼料化している。
・廃油は石けんやディーゼルエンジン等にリサイクルしてい
る。
・洗剤は環境に優しいものを使っている。
12、(調査員より)
学校給食の運営形態は多様で、「直営」「委託」、「センタ
ー方式」「デリバリー方式」といった分類がスムーズにでき
ないことが分かりました。お昼一食分の費用は、約半分を家
庭で負担し、約半分は税金でまかなっていることも改めて知
りました。
石岡市産の農産物の使用割合は、重量で45%ほどでそのうち、米は100%市内産とのことでした。もっと使用率を上げたいが、すると献立に制約が出てきて子どもの反応が悪くなる、すごく敏感だと言っていました。牛乳は、茨城県内を含む関東近県の生乳を使っているそうです。 放射能の検査結果については、毎日、献立とともに市のHPで公開しています。話をして下さった所長さんが八郷の給食センターから、検査機のある石岡の給食センターまで毎日、検体を運んでいるそうです。牛乳も果物も、すべてが対象です。
http://www.city.ishioka.lg.jp/page/page001345.html
アンケートで聞かれているような項目は、市のHPでみな載せているとのことなのですが分かりづらいので、これを契機にサイトを改善しますとのことでした。土日に対応してくださるなど、こちらがいろいろご負担をかけたのに、逆に感謝されてしまい、恐縮でした。