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PDFファイルでもご覧いただけます。
http://greens.gr.jp/uploads/2017/03/kyoutakukin_news-1.pdf

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 ◆供託金廃止キャンペーン・ニュースNo.1◆  2017.3.1発行

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会員・サポーターのみなさま
2月の総会では「2017年のキャンペーンは投票で決めよう」の各提案者
からアピールを受け、事前投票と合わせて会場投票が行われました。
みなさんのご参加に感謝します。集計の結果を閉会直前に発表、
ダントツ1位の得票数で「供託金廃止キャンペーン」に決まりました。
早速、キャンペーン概要をお届けする、キャンペーン・ニュース1号を
配信します。
                    供託金キャンペーンチーム


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【1】投票で供託金廃止キャンペーンを決定
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2017年のキャンペーンを4つのうちから選択する投票で、
「供託金廃止キャンペーン」が1位となりました。
投票結果は、以下の通りです。

・「供託金廃止キャンペーン」        206票
・「にこにこ子育てキャンペーン」      86票
・「エシカルでいこう!アニマルハッピー」  75票
・「ぜんそくせきたんバイバイキャンペーン」 44票


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【2】供託金廃止キャンペーンの概要
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■期間 3月〜8月(供託金違憲訴訟の判決が9月ごろと想定されている)

■取り組みの3本柱
1)供託金違憲訴訟を支援する署名運動
・東京地裁で行われている「供託金違憲訴訟」を支援するため

2)自治体議員の地域からの運動
・「供託金廃止または大幅削減を求める」自治体意見書、
 または国会あての議員署名など検討中

3)多様な視点から民主主義を求める他団体との連携企画
・女性のクオータ制を求める運動、自由かつ民意を反映する選挙制度
 (公選法)を求める運動、住民・国民投票の公正な手続きや拡充を
 求める運動、若者の被選挙権を引き下げる運動、供託金削減を求める
 運動などと連携し、「民主主義フォーラム」(東京)、シンポ、
 講演会、学習会を全国的に行う。

★総選挙があれば、推薦候補との「供託金廃止・削減」の政策協定を結ぶ。


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【3】まずは署名に取り組もう
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■供託金違憲訴訟と署名運動
・埼玉の男性が2014年の総選挙に立候補しようとしたが、供託金300万円
 を用意できず、憲法で保障されている「立候補の自由(被選挙権)」が
 侵害されたとして訴えている裁判です。弁護団長は宇都宮健児さん、
 弁護団には福井県の会員の笠原さんも参加しています。
 HP https://kyoutakukin.jimdo.com/ 
・東京地裁へ供託金廃止の判決を求める署名です。チラシと署名用紙参照
 http://greens.gr.jp/uploads/2017/02/kyoutakukin_syomeiyousi.pdf
 http://greens.gr.jp/uploads/2017/02/kyoutakukin_tirasi.pdf

■目標は緑の党で2万の署名
・まずは知人・友人に署名をお願いしよう。
・様々な集会やイベントで署名を集めよう。
・可能なら、ぜひ街頭での署名集めも!

★スウェーデンやスイスでは供託金はありませんが、選挙に挑戦するには
 一定数の署名が必要です。スウェーデンの場合、国政選挙は比例選挙で
 950万人の人口で1500名の支持署名が必要です。日本の人口は13.3倍な
 ので2万に相当します。スイスの事例では1.7万人に相当します。2万
 の目標は、海外の基準でも被選挙権が妥当なことを示すためです。


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【4】月1回「供託金廃止キャンペーン・ニュース」を発行します
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このキャンペーンを成功させるために、ニュースを発行します。国際的に
も非常識な日本の民主主義の改善を求める多様な運動を担っている方のイ
ンタビューも予定しています。裁判報告、
署名数の報告、ワンポイント情報、地域の取り組みの報告などを掲載予定
です。
また、今月末リバプールで行われるGG大会でも供託金廃止キャンペーンを
アピールしてきます。


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【5】ワンポイント情報
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・町村議会の選挙には供託金はありません。それでも候補者の濫立や売名行
 為は起きていません。逆に候補者不足で、無投票選挙も2015年には21.8%
 にもなっています。
・韓国の供託金は世界第2位の高さで約200万円でした。供託金が高すぎる
 と訴えた裁判の結果、現在は約150万円に引き下げられています。

■ 供託金違憲訴訟 第3回裁判に参加を!東京地裁前(霞が関駅出口)
■ 3月24日(金)14時(東京地裁103号法廷)
■ 13時30分(入廷行動)裁判終了後に報告会


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 緑の党グリーンズジャパン 事務局
〒166-0002 
東京都杉並区高円寺北2-3-4 高円寺ビル601
TEL:03-5364-9010 FAX: 03-3223-0080
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 ◆供託金廃止キャンペーン・ニュースNo.2◆                     2017年4月10日発行

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会員・サポーターのみなさま
おかげさまで第3回裁判の傍聴席はいっぱいでした!ありがとうございました!
供託金キャンペーンチームからニュース第2号をお届けします。


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【1】第3回・供託金違憲訴訟の報告(報告会での弁護団の発言の要旨)

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1)憲法学の只野雅人さんの意見書を提出

 一橋大の只野教授は、選挙権・被選挙権に関し随一の研究者。「どんな立場の
憲法学者も総じて供託金はおかしいと述べている」と指摘。 
 フランスも日本同様の選挙公営制度だが、供託金はゼロ円。日本政府は「公営
選挙で政見放送や選挙ボスターでお金がかかる」と説明しているが、300万円の
供託金はおかしい旨の意見書を提出。

2)韓国では高い供託金に違憲判決(2001年)

 韓国では憲法裁判所が2001 年に「供託金が高すぎる」とする違憲判決を出した。
内容は「立候補は国民の権利。それを侵害する供託金は憲法違反の疑いが強い、
とりわけ一般の庶民、20〜30代の若い層にとっては高額。多数決民主主義の制
度では、必ず多数決から漏れる阻害される少数者が生まれるが、そういう人たち
の人権が保障されないと民主主義制度にとって致命的である」と指摘。 (韓国の
判決を翻訳したのは緑の党会員の福井県の笠原弁護士) 

3)OECD諸国の多くは供託金がない

 フランス、ドイツ、アメリカ以外にもスイス、チリ、ルクセンブルク、ポルト
ガルなども供託金がない(大使館調べ)。
 供託金がある国も金額は低く10万円以下。日本の供託金の高さは異常で、それ
が異常と思われないこと自体が非常に問題。国会の怠慢と戦後民主主義を問わ
なければならない。 
 一方では昨今、供託金裁判だけでなく、選挙制度を変えよう、日本の民主主義を
充実させようという動きが広がっている。その第一歩となるのが、この供託金裁判。
次回も傍聴席を満杯にしよう。

4)次回公判は6月9日、署名の提出は最後の公判(今秋と予測)

 次回の公判は、国側の反論。次々回の公判に、只野さんを証人として呼ぶことが
できるか否かが大きな争点。(只野さんの証人発言が実現するよう)傍聴券がでる
ぐらいの盛り上がりを見せたい。 
 署名は、公判の最後の期日に提出予定。裁判官に「みんなが関心を持って注目し
ている」「真摯な訴訟進行と判決が必要」と感じてもらうために、署名数の拡大を!
(ネット署名も準備中)

■ 次回公判 ■
 6月9日(金)14時から(13時30分から入廷行動) 東京地裁103法廷
*選挙供託金違憲訴訟を支える会 公式ページ(訴状や意見陳述書などご参照
ください) ⇒https://kyoutakukin.jimdo.co



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【2】各政党が参加した選挙マルシェ(多くの自治体議員が「供託金は問題」と表明)

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 3月11日に行われた「選挙が変われば、政治が変わる 選挙マルシェ」
(主催 選挙マルシェ実行委員会、緑の党も協賛団体)には 100 名が参加
し盛況。自民党、共産党、公明党、維新の会、社民党、自由党、生活者
ネットワーク、緑の党の国会議員と自治体議員が参加(民進党は都合で
欠席)。緑の党からは東京・国立市議の重松朋宏さんが発言しました。
 各政党とも、選挙を制限する公選法を批判し自由な選挙を主張。供託金
制度についても問題と指摘。 
次回は秋頃、議員会館での開催を追求。中心団体からは「供託金廃止
議員連盟」発足の抱負も。


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【3】5月3日・憲法記念日に署名活動を!

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 本格的な署名拡大に取り組みたいと思います。
 5月憲法集会での署名活動を全国的に呼びかけます。「選挙供託金は
違憲!」と書いたパネルやノボリなどを掲げた街宣・署名活動を提案します。
全国で取り組みましょう。 
 ★署名用紙とチラシは、「供託金廃止キャンペーン」サイトにアップして
います。 
 それぞれを表裏に印刷!  https://spue8y99.wixsite.com/justice 
 4月は全国的にアースでイも開催されます。メッセージチラシ、ニュース
レターと署名用紙のセットなどで、配布・アピールを!


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【4】6〜7月、地域で議論の場(勉強会・講演会など)を設定しよう

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 5月27-28日の地域代表協議会(東京)では、27(土)にグローバル・グリ
ーンズ大会の報告イべントがあり、大会会場で行った供託金やクオータ制
など民主主義に関する国際比較のアンケートの結果を報告します。 また、
28(日)には弁護団長の宇都宮さんを招いての勉強会も調整中です。
 地域でも供託金や民主主義の議論の場を設けて盛り上げて行きましょう。 
自治体の6月議会での取り組みも検討中です。
<補足;宇都宮健児さんの勉強会は5月28日(日)午前11時〜12時に決定しました!!>

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【5】ワンポイント情報

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■ 2009年に衆議院で「供託金削減法案」が可決
 共産党が2009年の衆院選で、小選挙区の候補者を絞り込む方向を打ち
出しました。共産党票が民主党に流れることを恐れた自民党が、共産党の
立候補を促すために「供託金削減法案」を提案し、衆議院では自民、公明、
社民、共産などが賛成し可決。民主党は「政治的思惑の法案に慎重」として
反対。 参議院での審議の前に衆議院選挙があり廃案となりました。 
 各政党が「供託金削減」に賛成した歴史があり、削減可能性は意外とある
のではないでしょうか。


■ 自民党青年部が本部に「供託金削減」を提言(2016年)
2016年の参院選の前に、日本若者協議会という団体が18歳選挙権の流れ
の中で「被選挙権年齢の引き下げ」と「供託金の削減」を求めて各政党と話し
合いました。
 その中で、自民党青年部は、供託金削減を自民党本部に提言しています。



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PDFファイルでもご覧いただけます。
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 ◆供託金廃止キャンペーン・ニュースNo.3◆

            2017年5月10日発行

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会員・サポーターのみなさま

署名集めがスタートしました。供託金キャンペーンチームからニュース第3号を
お届けします


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【1】供託金違憲訴訟の署名集め、本格的に始めよう!

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 選挙供託金違憲訴訟は、6月9日に第4回公判があり、国側の反論が行わ
れます。その後、原告側の証人、最終弁論などが行なわれ、早くて10〜11月
ごろ、遅くて年明けに判決の予定です。
 第一次集約:6月9日の第4回公判の前までに獲得した署名用紙を、送付先
の「選挙違憲訴訟を支える会」へ送ってください。
 5月3日の憲法集会など連休中に、東京、大阪、愛知、福岡では「世界一高
い供託金の廃止を」のノボリを掲げ、緑の党の署名活動が行われました。
(東京ではブースでも)


チラシと署名用紙;供託金廃止キャンペーンサイトからダウンロード 
表裏に印刷!⇒  https://spue8y99.wixsite.com/justice 



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【2】6月or9月の自治体議会での意見書採択へ陳情・請願を!

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 自治体の議会に、「供託金の廃止へ向けた意見書の採択を求める」活動を
呼びかけます。採択された意見書は、国会や政府へ送られます。1800自治
体の多くで供託金廃止の意見書が採択されることで、政府や国会を動かそう
というものです。議員が意見書を提案することもできますが、緑の党の会員や
サポーター議員がいなくても、「陳情」したうえで議員に働きかけたり、議員
の紹介を得て「請願」として提出できれば、採択の可能性が高まります。紹介
議員が獲得できなくても、陳情を提出して議会の姿勢を問うことは、きわめて
大切な行為です。ぜひ、陳情を!

【解説】

・陳情は1人でもできますが、より多くの人の連名や「供託金問題を考える市
民の会○○」など、団体名での提出をお勧めします。非会員の人にも呼びか
けて一緒に取り組みましょう。陳情は他の自治体の住民でも可能ですが、地
元市民のほうがより効果的です。たとえば、緑の党の会員・サポーターのみ
なさんが400自治体に居住しているとすれば400の自治体で陳情することに
なります。他の自治体の知人・友人にも呼びかければ、もっと多くの自治体
議会で陳情が広がります。

・郵送でも可能ですが、ぜひ議会に直接出向き、議員控室を説明して回リま
しょう。賛同議員がいれば「請願」と呼ばれ、さらに効果的です。

・陳情(請願)のひな型を添付しています。これを参考にして作成し、議会事
務局に提出します。先述したように、直接出向いて提出する場合は、その前
に議員に要請しましょう。

・陳情・請願をしたことがない、詳しく相談したい、などお気軽に問い合わせを。
 担当:井奥 090-4030-1219/ iokuioku3@gmail.com
         中山 090-1541-4798/ nakayama14@gmail.com  
 

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★ ワンポイント情報 ★

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自民党2016年参院選公約で「供託金引き下げ検討」を掲載

 前回のニュースで「2009年に衆議院で供託金の引き下げ法案が可決」した
ことと同時に、「自民党青年部が供託金引き下げを本部に提案」したことをお
知らせしました。実は、その結果、自民党は2016年の参院選で「供託金の
引き下げ検討」を公約に掲げています。
⇒意見書案の資料を参照!
http://greens.gr.jp/uploads/2017/05/kyoutakukin_ikensho_an_siryou_20170510.pdf



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 ◆供託金廃止キャンペーン・ニュースNo.4◆   

        2017年6月6日発行

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〜6月9日の次回裁判が近づきました〜

キャンペーンチームより、緑の党の皆様へ

各地域での署名集め、ご苦労様です。

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【1】 署名締め切り

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6/9前までが第1次締め切りです。
手元に署名用紙を持っている方は、
〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-12-1 東和ビル4階
埼玉総合法律事務所
宛に、早急に送付をお願いいたします。


***********************************************************

【2】 傍聴へ行こう!

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可能な限り、傍聴に来てください。
宇都宮さんの講義でも、最重要なポイントとして、
裁判官に国民がこの問題に非常に注目していることを伝える、
そのために傍聴席は満杯にする、ということが強調されていました。

(★下段に第4回裁判傍聴の案内あり。)


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【3】 宇都宮さんの講義(動画文字起こし)

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地域代表協議会で行なわれた、宇都宮健児さんの勉強会の講義の部分を
キャンペーンサイトにアップしました。
https://spue8y99.wixsite.com/justice/blank-7

中見出し       小見出し
憲法条文の確認   [憲法条文:前文][憲法条文;15条][憲法条文;44条]
健全な民主主義   [増える貧困層][非正規労働者][非民主的な普通選挙法]
供託金が高い理由  [本当の目的][高額な供託金が引き起こしたこと]
          [諸外国の供託金制度]
訴訟の争点と見通し [憲法47条 国の裁量][人権保障の優位性][私たちの運動]
          [平成の自由民権運動]


◎『21世紀の自由民権運動』 と捉えて盛り上げていきたいと思います。
 ここは!と思う言葉をコピペしてtweet、facebookへシェアし、
 講演の趣旨を拡散することで、世論を高める一助としてください。
 お願いします。


                                        
■□■6/9(金)「供託金違憲訴訟第4回裁判」 傍聴ご参加のお願い■□■
                                          

世界一高い供託金の廃止を!!
立候補する権利をみんなの手に。

選挙供託金違憲訴訟第4回裁判

大法廷を埋め尽くす関心のアピールを!
第4回裁判では、いよいよ被告である国からの反証が出されます。
ぜひ傍聴席から応援をお願いします。

=============================
6月9日(金)14時
東京地方裁判所103号法廷
地下鉄「霞ヶ関駅」A1番出口すぐ
(丸ノ内線、日比谷線)

■入廷行動 13時15〜30分
  東京地裁前(霞ヶ関駅出口)

■報告会 裁判終了後
 参議院議員会館 講堂

【供託金違憲訴訟弁護団】
団長 弁護士 宇都宮健児
(連絡先)事務局長 弁護士 鴨田譲
〒330-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-12-1 
           東和ビル4階 埼玉総合法律事務所
TEL 048-862-0342  FAX 048-866-0425
==============================

*傍聴の呼びかけチラシ(JPG)はこちら↓↓
http://greens.gr.jp/uploads/2017/06/kyoutakukin_sosyou_dai4kai_tirashi.jpg


■□■  □■□  ■□■  □■□  ■□■ 


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 ◆ 供託金キャンペーンニュースNo.5 ◆   2017年7月6日発行

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【1】裁判長が本格的な審議を要求

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 第4回公判(6月9日)は、被告の国側の書面による簡単な反論だけの
手続きになると想定されていましたが、裁判長が冒頭から、さらに突っ込
んだ審議を行いたいと話し始めました。
 短期間の審議で終わる可能性もあった裁判は、さらに長期化することに
なります。以下、弁護団からの報告です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 6月9日(金)午後2時、東京地裁で選挙供託金違憲訴訟の第4回期日が
行われました。
東京地裁103号法廷という東京地裁で最も傍聴席数の多い法廷(約100名
)で、ほぼ傍聴席が埋まりました。この問題に対する世間の関心の高さが
うかがわれました。

 裁判の内容ですが、これまでの3回の裁判期日から一変し、裁判長から
かなり内容に踏み込んだ発言がなされました。

 国政選挙における選挙供託金制度については、平成11年に最高裁が2度、
合憲判決を出しています。しかし、その2つの判決は、なぜ供託金制度が
合憲なのかほとんど理由を示さずに、合憲とした判決なのです(実際、判決
では3行程度しか記載がありません。)。
 このような最高裁判決に対し、我々弁護団は、最高裁判決としての先例
とは認められないと主張し、それ以前から長らく供託金制度が違憲状態に
あったと主張しています。

 これに対し、被告国は、平成11年最高裁判決の時点で選挙供託金制度
が合憲であることが確定し、それ以降、供託金制度が違憲になったといえ
るかのみを問題とすればよいと主張をしてきました。

 そこで、今回の裁判期日で裁判長が、我々弁護団の側に、平成11年以
降に供託金制度が違憲になった事情も主張する必要があるのではないか
と促し、我々も追加でその主張をするということになりました。
 また、裁判長から、被告国に対しては、諸外国の泡沫候補対策について
もっと積極的に主張立証すべきではないかという趣旨の発言もありました。

 今回の裁判では、原告・被告双方に対して十分に主張立証を尽くさせた
上で供託金制度の合憲・違憲を判断しようとしている裁判所の真摯な姿勢
がうかがわれました。
 このような裁判所の姿勢に応えるためにも、弁護団は勝訴判決を目指し
て尽力していきたいと思います。

                 弁護団事務局長 弁護士 鴨田譲

*次回の「第5回裁判」期日は、9月29日(金)14:00 となりました。
 次回も傍聴席が埋まるように支援者のみなさまのご協力を宜しくお願い
致します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

***********************************************************

【2】小金井市と国立市で「供託金制度の見直しを求める」意見書が採択

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 6月の自治体議会では、十数か所の自治体で意見書や陳情が行われ
ました。
2自治体で「供託金の見直しを求める意見書」が採択されました。

・小金井意見書
http://greens.gr.jp/uploads/2017/07/koganei_ikensyo.jpg
・国立意見書
http://greens.gr.jp/uploads/2017/07/kunitachi_ikensyo.pdf


***********************************************************

【3】 ワンポイント情報 

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・35ヶ国中22か国で供託金なし
 OECD35ヶ国の供託金制度についての調査結果が分かりました。
都議選・小金井選挙区から立候補した漢人あきこさんのグループが主
催した都政カフェで弁護団長の宇都宮健児さんが報告。なんと「35ヶ国
中22か国に供託金制度がない」。➡︎資料PDF

・イギリスのメディアから取材
 イギリスの「エコノミスト」誌から電話での取材があり、供託金制度の
違憲性を訴えました。イギリスは供託金が8万円程度ですが、「その他
には署名なども含めて、立候補のための条件はない」と言っていました。
裁判もやっていることを伝えると、弁護団や原告にも取材したいとのこと
でした。

−−−−−

 

*このニュースはPDFファイルでもご覧いただけます。
http://greens.gr.jp/uploads/2017/08/kyoutakukin_news-6.pdf


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◆ 供託金キャンペーンニュースNo.6 ◆   2017年8月23日発行

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【1】供託金廃止キャンペーンは10月末で終了、通常活動として継続

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 今年のキャンペーンとして取り組んでいる供託金廃止キャンペーンは、10月
末で終了することにします。傍聴活動、署名活動、自治体意見書決議などを
中心にキャンペーンを行ってきましたが、裁判が長期化することも踏まえて、
今年のキャンペーンとして位置付けられた供託金廃止キャンペーンは一旦
終了することにします。
 今後は、キャンペーンとしてではなく、通常の活動として継続します。必要
に応じて情報やアクションを呼びかけます。


***********************************************************

【2】署名の集約は9月25日

***********************************************************

 署名の第二次集約は9月29日の第5回公判の前とします。9月25日までに
弁護団連絡先への送付をお願いします。緑の党のキャンペーンとしての署名
活動は、これをもって一区切りとします。ただし、裁判は続くので、通常活動
の中で署名を拡大し、ある程度集まったら弁護団への送付をお願いします。
 ネット署名を9月中には始める予定ですので、その際には拡散をお願いしま
す。
なお、キャンペーンサイトの「情報・活動報告」に各地からの写真とコメントが
掲載されています。 https://spue8y99.wixsite.com/justice/blank-2


***********************************************************

【3】自治体議会の意見書について

***********************************************************

 6月議会では、東京の国立市と小金井市で供託金見直しの意見書が採択
されました。9月議会でも、新潟市や旭川市、江東区などで意見書採択が追
求されます。ぜひ、居住自治体での陳情や意見書採択へ向けた活動の継続
をお願いします。
「供託金を見直す意見書」ページに、各自治体議会の結果報告が掲載され
ています。 https://spue8y99.wixsite.com/justice/blank-8


***********************************************************

【4】外国特派員協会の記者会見

***********************************************************

 7月31日に、弁護団は外国特派員協会で記者会見を行いました。宇都宮
健児弁護団団長は、緑の党の事例にも触れつつ供託金の不当性を訴えま
した。外国メデイアからは「注目している。頑張ってほしい」との意見も。
記者会見の様子は→ https://www.youtube.com/watch?v=Ivh1OA5_7Ic


***********************************************************

【5】9月29日(金)の第5回公判の傍聴を

***********************************************************

 踏み込んだ審理を勝ち取るために弁護団が主張します。国側の形式的で
はなく内容に踏み込んだ反論を引きずり出せるか否かの重要な公判です。
ぜひ、参加しましょう。

★傍聴を呼びかけるチラシは以下からダウンロードできます。
・9/29チラシ表面
http://greens.gr.jp/uploads/2017/08/170929_dai5kai_color.pdf
・ 同チラシ 裏面
http://greens.gr.jp/uploads/2017/08/170929_ura_Vir2.pdf


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HP:http://www.greens.gr.jp/
twitter:midorino_to
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*このニュースはPDFファイルでもご覧いただけます。
http://greens.gr.jp/uploads/2017/09/kyoutakukin_news-7.pdf

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 ◆ 供託金キャンペーンニュースNo.7 ◆   2017年9月15日発行

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★ネット署名を始めました!拡散を!★

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緑の党グリーンズジャパン 供託金廃止キャンペーンチームの川本です。
いつもご支援ありがとうございます。

供託金違憲訴訟の第5回公判を9月29日(金)に控え、更に盛り上がって
きました。
今までも紙で署名を集めていましたが、ついに今日、ネット署名が立ち上が
りました!!!
https://goo.gl/P4iR6a
↓↓↓
★スマホ用QRコードもあります(緑の党「供託金キャンペーン」サイトページ)
https://spue8y99.wixsite.com/justice

ネット署名は立ち上げの爆発力が成功の鍵を握ります。
皆さまには是非、署名のご協力に加えてツイッターやフェイスブック、メール
などでも拡散をお願いします。
もし、できるならば、ツイッター等で影響力のある方に直接メッセージを送って
頂けると、なお助かります。

メッセージの例文を以下のように作ってみました。
宜しければご活用くださいませ。

−−−−−−−−−−−
<以下、メッセージ例>
ネット署名ご協力のお願い
誰もが立候補できる選挙制度のために、【選挙供託金違憲訴訟】での違憲判決
を求める署名に、ぜひご協力ください!!

日本では、300万円から600万円ものお金を選管に預けなければ、国会議員
に立候補できません。政治はお金持ちに牛耳られ、私たち庶民からどんどん遠ざ
かっていきます。
こんな制度は、なくさなければいけません。

いま、宇都宮健児さんが弁護団長となり、裁判が行われています。
裁判長も役人の言い分を鵜呑みにせず、原告の意見に耳を傾ける姿勢を見せて
います。
このチャンスに、「世論も盛り上がっているぞ!!」と数で示して違憲判決を
勝ち取りましょう。
ネット署名が以下のサイトで立ち上がりました。
https://goo.gl/P4iR6a
是非とも、ネット署名にご協力をお願い致します。
−−−−−−

■なお、署名用紙で集めた署名は、集約日の9月25日までに送付先に送ってください。

以上。


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 緑の党グリーンズジャパン 事務局
〒166-0002 
東京都杉並区高円寺北2-3-4 高円寺ビル601
TEL:03-5364-9010 FAX: 03-3223-0080
Email:greens@greens.gr.jp
HP:http://www.greens.gr.jp/
twitter:midorino_to
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*このニュースはPDFファイルでもご覧いただけます。
http://greens.gr.jp/uploads/2017/10/kyoutakukin_news-8_.pdf

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 ◆ 供託金キャンペーンニュースNo.8 ◆    2017年10月4日発行

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会員・サポーターのみなさん。
供託金違憲訴訟の第5回公判が9月29日に行われました。傍聴者が多く、初めて
入れない人も出ました。関心が高まっています!
その傍聴記と報告会について緑の党HPにアクション報告として掲載されました。
ぜひご覧ください。
緑の党HPの報告ページ⇒http://greens.gr.jp/event-info/21132/

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【1】国側が本格的な反論を迫られる!

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 今回の裁判が画期的なのは、これまでの供託金違憲訴訟では「憲法に法律で
定めると書いてある。合憲の判例がある」という簡単な反論で済ませていた国側
が、それだけでは十分ではないとの認識へと追い詰められていることです。
 次回の第6回公判が1月10日と2か月半もの間があるのは、国側がしっかりと
した調査をしたうえでの反論が必要だと判断しているからです。
 裁判長はOECD諸国の事例に強い関心を示しており、「なぜ諸外国では供託金
制度がない国が多く、供託金の金額も低いのか」「供託金以外に売名行為・泡沫
候補の排除の方法を採用しているのか否か」などの問題意識を持っているようです。
 国側は、それに答えることが求められているわけです。

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【2】緑の党の頑張りに好感度

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第5回公判の報告会では、署名集め、自治体議会での意見書採択、カンパ集め
の協力などでの緑の党の頑張りに関して、弁護団や支援する会などから好感を
持った発言がされました。詳しくはHPの報告記事を。
 カンパ集めへの協力とは、毎年5月3日の憲法記念日に新聞広告を出している
団体の発送に、キャンペーンスタッフがカンパの呼びかけも記載された供託金署
名用紙&チラシを同封したことで、全国からカンパが集まっているからです。

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【3】紙の署名をした人もネット署名を!

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 紙の署名活動は今後も続けます。供託金キャンペーンは10月末で終了します
が、裁判はこれからが本番です。ぜひ日常的に継続した取り組みをお願いします。
 また、ネット署名も始めましたが、これは紙の署名とは別物なので、紙の署名
を行った人も、改めてネット署名をお願いします。さらに、継続的に拡散をお願い
します。
ネット署名はこちらから→https://goo.gl/P4iR6a


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【4】総選挙期間中にも供託金を話題に!

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 希望の党の候補者の供託金や選挙資金に、民進党のお金が流れることが
マスコミなどでも話題になっています。この機会を活用して世界一高い供託
金の問題を広げ、関心を高めていきましょう。できれば署名も集めましょう。
 

 

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 緑の党グリーンズジャパン 事務局
〒166-0002 
東京都杉並区高円寺北2-3-4 高円寺ビル601
TEL:03-5364-9010 FAX: 03-3223-0080
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HP:http://www.greens.gr.jp/
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*このニュースはPDFファイルでもご覧いただけます。
http://greens.gr.jp/uploads/2017/11/kyoutakukin_news-9.pdf

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◆ 供託金キャンペーン・ニュース 最終号(No.9)◆  2017年11月6日発行

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 2017年の緑の党のキャンペーン=供託金廃止キャンペーンは、2月総会で決定し、
約7ヶ月にわたって行なわれ、全国各地域の会員・サポーターのみなさんの参加に
よって、多くの成果を得ることができました。
 前号でお知らせしましたが、供託金廃止キャンペーンは、集中的に取り組むキャン
ペーンとしては10月末をもって終了します。今後は、日常的な取り組みとして供託金
の廃止へ向けた活動を継続することになります。
 今後も大きな動きが必要になれば、改めてアションを呼びかけます。

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■成果

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(1)裁判と傍聴
 数回の簡単な裁判で終わる可能性もあった供託金違憲訴訟は、本格的に審議
される大きな裁判を実現しました。東京地裁大法廷を埋める傍聴への参加は大き
な力となりました。

(1)署名
 供託金の廃止を求める署名は、現時点で約6000、ネット署名は約2000です。署
名運動は弁護団への大きな励ましとなり、多くの人々に供託金問題への関心を
広げています。緑の党が集めた署名は全体の半分強と推測されます。

(2)自治体議会の意見書など
 供託金の廃止・削減を国に求める意見書を作成し、自治体への陳情や請願を行
ないました。10月末現在、全国16自治体で実施、うち3自治体議会で意見書が採
択され、ロビー活動も含めてしっかりと取り組めば、自治体によっては採択が可能
な議会がほかにもあると想定されます。この採択も弁護団を元気づける動きとなっ
ています。
 総選挙では、推薦の候補者と「供託金廃止」の政策協定を交わしました。6名の
候補者が当選しています。

(3)マスコミ報道
 朝日新聞の天声人語(9月21日)と東京新聞の特報(10月22日)で掲載されまし
た。外国特派員協会での記者会見、エコノミスト紙(英)の掲載など、海外からの
注目も高まっています。

(4)グローバルグリーンズ
 3月のグローバルグリーンズ世界大会で問題をアピールし、リバプール宣言にも
供託金問題が記載されました。(*1)

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■今後

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(1)裁判
・傍聴 次回は第6回裁判期日1月10日(水)午後2時〜、東京地裁103号法廷
・判決が近づけば、新たなアクションを提案することになると思います。

(2)署名
 日常的に継続します。集会やイベントなどでの継続的取り組みをお願いします。
随時、弁護団事務局へ送付をお願いします。

(3)自治体意見書
 新潟市議会などは継続審議、可能な自治体では取り組んでいただければと思い
ます。

(4)その他
 日本の高額な供託金問題が、国連の人権理事会の普遍的定期的審査(UPR)
で取り上げられるためのロビー活動に協力しています。成果を報告ができる状況に
なれば詳報予定。

(5)キャンペーンチームの解散
 キャンペーンチームは解散し、今後は社会運動部として担当します。
 キャンペーンサイトは今後も更新していきます。
 裁判告知、署名用紙、意見書などの情報・書類等を公開しています。
 https://spue8y99.wixsite.com/justice


注*1
リバプール宣言より 第3項目「民主主義」から抜粋
http://greens.gr.jp/world-news/19778/

「民主的プロセスへの参加
 私たちグリーンズは、参加の障壁となる不当に高額な立候補費用(供託金)や制限的な
政党登録規則は取り除くように働きかけるとともに比例代表制の導入を促します。一党支
配や'終身任期’は民主主義に反するものとして非難します。選挙監視団には可能な限り
参加していきます。

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 緑の党グリーンズジャパン 事務局  
〒165-0026    (※11/1より移転しました)
東京都中野区新井2-7-10 サンファスト301
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