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​イベント

報告

12月20日、高円寺GRAINでの「自主避難者によるお話会」に参加しました。正確には「区域外避難者」です。
賠償などは少なく、貧困の中にある多くの避難者に対して、国と福島県は3月いっぱいで住宅提供を打ち切ろうとしています。
居住の権利を奪う露骨な人権侵害を許してはいけません。

来年3月いっぱいでの住宅提供打ち切りに向け、既に各自治体が避難者に追い出しの圧力をかけています。中でも、東京都が最も悪質。避難者が「応じません」と拒否しても、玄関ドアに足をはさみ、「わかってんだろ。ここは3月までしか住めないんだよ」と周りに聞こえるように怒鳴る例も。ヤクザの手口。
「住宅追い出しは、費用負担だけでなく、やっとできた生活やコミュニティーを破壊し被曝の受忍と、新たな貧困を生みます」。安倍政権と福島県による3月いっぱいでの住宅提供の打ち切りは、行政による人権犯罪そのものです。それを見過ごすなら、私も、あなたも加害者になります。
                    (杉原浩司)

今日20日、高円寺のGRAINさんで行われた、自主避難者によるお話会には、30人(満員)の方がいらっしゃいました。この問題に関心を寄せる方々が数多くいらっしゃることが分かり嬉しかったです。

スライドを多用し、3.11以前の暮らし、政府の対応、国会や行政との交渉や裁判に至るまで、非常にリアリティと重みのある話をしてくださいました。

1時間のお話と1時間の質疑応答はあっという間に終わり、その後も多くの方がKさんのもとに詰めかけ、意見交換をされていました。          (石崎大望)

  

Kさんのお話を聞きました。

1時間に5年9ヶ月を凝縮、資料やデータを的確に入れながら進みました。途中、お友達が自作自演されているピアノに乗せた避難者の思いを歌いあげた動画も良かったです。Kさん途中涙も流されていましたが、最後に小学生の息子さんのメッセージ「僕たちが政治ができるようになるまで、日本をちゃんとしておいてください」(だったかなぁ)とても長い作文をしっかりと読み上げた、動画によるスピーチが終わった時は、ちょこっと照れ臭そうに頭を掻きながらの笑顔でした。なかなか生の声を聴けません。貴重な会でした。Grainの加藤さんは内容に共感して場所提供してくださいました。ありがとうございます。

一方的に国や県から切り捨てられるようにして終わるという住宅支援。

全く非道で、人権問題です。復興やオリンピックのために福島第一原発事故被災者はゼロにしたいのです。冗談ではありません。

何か一つ、できることで動きましょう。  (星川まり)

Kさん−1

住処を奪われる避難者

Kさん−2

絆という言葉

Kさん−3

心無い言葉

Kさん−4

罪悪感

Kさん−5

絆の裂け目

Kさん−6

なんで?

Kさんー7

おいださないで

●とき 12月20日(火)19時-21時
●ところ 高円寺GRAIN
●参加費 1ドリンク+500円
●お話し Kさん
​   (いわき市からの自主避難者)
●定員 25名ていど
 ※どなたでも参加可能です。
●申込・問い合わせ    

 greens@greens.gr.jp あるいは
​ Facebookイベント⇨右上参加ボタン

 

●主催 緑の党グリーンズジャパン

      会場案内
高円寺北3-22-4 U.Kビル2F

「JR高円寺駅」北口中通り商店街、
中華料理「成都」2階 
東京都 杉並区

2017年3月で、原発事故の区域外避難者(自主避難者)への住宅支援が打ち切られようとしています。支援継続や打ち切り後の対策を求める国や福島県、各自治体へ向けての交渉も大詰めを迎えています。

一方で、神奈川でのいじめ事件や、新潟の教員のいじめ発言などを受けて、
改めて原発事故避難者の境遇について世間の注目が集まりつつあります、いまできる限り世論に訴え、政府に多くの声を届けていく必要があります。

原発事故自主避難者の当事者の方をお招きして、避難生活の実態や交渉の実際、今後の見通しなどについてお話を伺い、私たちにできることを改めて考えます。

いじめ事件からも垣間見られるように、避難者への偏見や無理解、バッシングがあり、その影響は往々にして家族にまで及ぶことことから、避難当事者の方が実名や顔出で発言することがなかなか難しく、直接の訴えを聞く機会は限られています。また、そのことがこの問題への世間の理解が広がることを妨げています。


この機会にしっかりとお話を伺い、できることを考えるとともに、私たちのことばで伝えていきたいとおもいます。

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