4.7 今村復興大臣は辞任しろ！復興庁前抗議
避難当事者も含めて多くの人が駆けつけています。連日の行動です。
静岡に避難されている長谷川さんに合わせて、復興庁に｢今村大臣辞めろ！｣｢住宅無償提供打ち切りを撤回しろ！｣などとコール！！！ 4月7日夕方、復興庁前抗議で。
大阪に避難されている森松さん｢原発事故から6年経ってもう時間がない。私たち被害者は6年間、人権を踏みにじられてきた。それ自体が大きな損害だ｣。4月7日夕方、今村復興大臣は辞めろ！復興庁前抗議アピールで。
熊本さん｢抗議文提出に対応した復興庁の参事官は『個別に対応』と言われたが、私たちは個別の対応ではなく、国として真正面から向き合い、これ以上苦しまないような対策を要求している。住宅無償提供の打ち切りで窮状に苦しんでいる。原発事故の責任を認め、私たちを救うのが国の責任だ｣。
満田さん｢今村復興大臣の辞任を求める緊急ネット署名が28127筆も集まった。これは大臣個人の舌禍事件ではない。復興庁の今までの政策を正直に言ってしまったものだ｣。4月7日夕方、復興庁前緊急抗議で。
南相馬市から避難されている村田さん｢今村大臣はどこまで撤回されたのか。国の責任を認めた司法の判決をあざ笑うかのごとき国務大臣とは何か。発言を撤回するなら、今の政策を丸ごと撤回すべきだ。そして、彼を任命した安倍首相の責任も大きい。一緒に辞めるべきだ｣。4月7日、復興庁前抗議で。
西中誠一郎さん｢今村復興大臣は私に謝られても困る。避難者に謝罪を。今村大臣や菅長官や安倍首相は、何が間違っているか分かっていない。それをしっかりと理解させなければ。2020年に復興庁はなくなるが、放射能はなくならない。現状を認識しながら、より良い生活を未来に残す議論をしていこう｣
武藤類子さん｢今回の（今村大臣の）発言に私たちは非常に怒っている。それは、原発事故による被害者の救済がきちんと行われていないことへの怒りだ。子ども被災者支援法にも被害者支援は国の責任と明記されている｣。｢今村大臣の発言は被害者全体を切り捨てる国の姿勢をかいま見せた。原発事故は終わっていない。昨日も福島第一原発の120mの排気塔に新たな破断が見つかった｣｢困難な状況だが、今日も4団体が共同している。国が分断しようとするなら、被害者はつながって国や東電に向かっていこう｣
4月7日のフジテレビ｢ユアタイム｣｡暴言のごく一部を渋々｢撤回｣した今村復興大臣の会見と復興庁前での抗議を伝えた後、共同記者会見での満田夏花さんの発言を紹介。｢6年間復興庁が行ってきた政策の問題が大臣の言葉として表れてしまったものだ。言葉上の発言の撤回では済まない｣と。
浪江町から福島市に避難している今野さん｢子どもを守るために逃げたお母さんをいじめている、こんな政治がありますか。どれだけ多くの人が傷つき、涙を流したか。あなたたちは何を見ているのか。何がしたいのか。子どもを守らぬ世の中に未来はない。辞任で済むことじゃないがまず辞任しなさい｣
4月7日のNEWS23で今村復興大臣の会見の模様。一方的に｢意は通じている｣との弁解を繰り返した末に、ようやく｢撤回するということでご理解してもらって結構｣と。嫌々謝ってみせていることを隠しもしない論外の会見。やはり辞任以外にない。
｢裁判でも何でもやればいい｣と被害者に言い放っておいて、｢一般論｣と開き直る今村復興大臣。これまた許されない暴言だ。言えば言うほど、辞任の根拠が増えるばかり。辞める以外に選択肢は残っていない。4月7日のNEWS23より。
4月7日のNEWS23。今村復興大臣の嫌々感に満ちた釈明会見の後、夕方行われた復興庁前での緊急抗議の様子をしっかりと伝えました。
4月7日のNEWS23。復興庁前抗議に参加した今野さん（浪江町から福島市に避難）の声。｢本音が出た。本当に冷たい言葉。帰れと言われるが帰れるような状況じゃない｡勝手に線引きして勝手に解除して、帰りたいけど帰れない。本当に悔しいですけど、命を守るためには仕方ないと思う｣と。
4月7日の今村復興大臣の辞任を求める復興庁前抗議。避難者の松本さんの最後の発言。｢若いお母さんが大きい声を張り上げても、それでも分かってくれない国｣｢親の責任、大人の責任として国に訴えていく｣｢私たちに力を貸してほしい｣。ぜひ、この訴えを受け止めてください。
[報告・写真 杉原こうじtwitter]
4.6 復興大臣の逆ギレ発言に猛抗議
緊急行動「復興大臣は退任を！」
[報告・写真 杉原こうじtwitter]
4月6日午後、今村復興大臣の辞任を求める官邸前緊急抗議行動が始まりました。さようなら原発1000万人アクションと避難の協同センターの共催です。既に多くの参加者が集まっています。メディアの取材も多数です。この後、17時から復興庁への抗議文提出。明日7日は18時から復興庁前アピール。
スライド：左右にスライドします
スピーチより
満田夏花さんより
「避難の協同センター」の満田です。
復興大臣の辞任を求めるオンライン署名ですが、キックオフ後、１日で28,127筆に！
本日の夕方、復興庁に提出しますが、その後も当面続けます。この発言は復興庁の避難者切り捨て政策の本音が現れたともいえ、相当根深いと感じています。
（その後、３万筆とのtweetも）
あすも今村復興大臣の責任追及と安倍政権の失策を訴えながら、「子ども・被災者支援法」に基づいた抜本的な暮らしの補償を求めます。ご参加下さい。
4月7日（金）15時30分～16時30分 共同記者会見 参議院議員会館/101
（ロビーにて通行証を15時から配布予定です）
18時～ 復興庁前抗議アピール 復興庁前（霞ヶ関駅、国会議事堂前駅）
千代田区霞ヶ関3-1-1 中央合同庁舎4号館（財務省上）
問い合わせ先：090-6142-1807
NHKニュース：テキスト転載 （動画あり↓クリック）
今村復興相の“自己責任”発言 自主避難者が抗議
4月6日 19時21分
今村復興大臣が福島県から自主避難している人たちに対して「帰れないのは本人の責任」などと記者会見で発言したことを受けて、福島県などから都内に避難している人たちが復興庁を訪ねて抗議しました。
復興庁を訪れたのは福島県などから都内に自主避難している人たちと支援団体のメンバーです。
一行は復興庁の担当職員と面会し、４日の今村復興大臣の発言の撤回と謝罪さらに大臣の辞任を求めました。このなかで、参加者の１人が「自己責任よりも国の責任を果たしてほしい」と述べると、職員は「皆さんのご意見を深く受け止める」と応じました。
復興庁の入る建物の前では、大臣の発言に対する抗議活動も行われ、参加者は横断幕やプラカードを掲げて「暴言を許さない」などと声を上げていました。
福島県田村市から都内に避難し、１人で暮らしているという熊本美彌子さん（７４）は「原発事故がなければ私たちは避難しなかったのに自己責任と言われても大変困ります。復興大臣は辞めるべきだと思います」と話していました。
自主避難者は約２万６０００人
福島県によりますと、避難指示区域以外から県外などに避難しているいわゆる「自主避難者」は去年１０月の時点でおよそ２万６０００人と見られています。
自主避難の人たちはこれまで国や自治体の支援で避難先のアパートなどに無償で住むことができましたが、福島県は先月末で、この支援を打ち切りました。このため、自主避難の人たちは福島県に戻るか、避難先に定住するかの決断を迫られています。福島県も、現在、最大で３万円の家賃補助や公営住宅への優先的な入居などの新たな支援を行っていますが、無償入居の支援の継続を行政に求める動きもあるということです。
集団訴訟２９件 原告は１万２０００人余
４日の記者会見で今村復興大臣は自主避難者への国の支援に関する質問に対し、裁判をやればいいという内容の発言をしましたが、原発事故で被害を受けた人たちが国と東京電力に対して慰謝料などを求める集団訴訟は全国で少なくとも２９件が起こされ、原告は１万２０００人余りに上っています。
このうち、最初の判決となった先月の前橋地裁の判決は国と東京電力の責任を認めたうえで、自主的な避難には合理性があり、被ばくへの恐怖や不安にさらされないなどの権利を侵害されたと認めました。
原発事故の損害賠償は原則として、国の指針で定められた金額が支払われていますが、自主避難者への賠償は避難指示が出た地域に比べて大幅に少なくなっています。
前橋地裁の判決は、自主避難した人の慰謝料について屋内待避を指示されたケースを含む８７人のうち６０人は国の指針の水準を上回る損害があったと認め、追加の賠償を命じました。認定された慰謝料の金額は最大で屋内待避を指示された人が５００万円、それ以外の人が７０万円でした。家族が避難したものの本人は福島県内に残った人や、避難したあと、地元に戻った人にも追加の賠償が認められています。
国と東京電力、原告側のいずれも前橋地裁の判決を不服として控訴していて、２審の審理や各地の裁判所の判断が注目されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
（杉原浩司さんの4/6の投稿転載）
4月5日夕方、本当に緊急の思いつきでしたが、「今村復興大臣は辞めろ！
復興庁前緊急抗議」を行いました。「今村辞めろ」「住宅提供打ち切り撤
回」などのコールを交えながら、中村まさ子江東区議、避難の共同センタ
ーの瀬戸大作さん、避難者の鴨下祐也さんなどから発言を受けました。
メディアの関心は非常に高く、事前のアポイントの電話でも、記者さんの
憤りが伝わってきました。さっそくいくつか記事になっていますので、ぜひ
ご覧ください。
今村大臣の辞任を求める緊急ネット署名が始まっています。また、本日6
日と明日7日にも連続して抗議行動が行われます。後半に満田夏花さんの
呼びかけを転載しましたので、ぜひご参加ください。
※ちなみに本日6日は共謀罪法案の審議入りに抗議する国会前行動（正午
～）と日比谷野音大集会・デモ（18時30分～）も行われます。こちらにもぜひ！
https://www.kyobozaino.com/
【動画も】今村復興相 「自己責任」発言への抗議、各地で広がる（4月5日、毎日）
http://mainichi.jp/articles/20170406/k00/00m/040/104000c
復興相の辞任求め抗議集会 発言問題、議員辞職も要求（4月5日、共同）
https://this.kiji.is/222313767520796681
今村雅弘復興大臣の発言に対する抗議声明
（2017年4月5日、原子力損害賠償群馬弁護団）
http://gunmagenpatsu.bengodan.jp/
憤る避難者「自己責任って何ですか」 復興相「自主避難は本人の判断」
（4月5日、東京夕刊）
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201704/CK2017040502000252.html
＜猛抗議を！＞
今村雅弘復興相・国会事務所
（FAX）０３－３５９７－２７２３
（TEL）０３－３５０８－７６１０
（メールフォーム） http://www.imamura-masahiro.com/mail.html
-----------------------------
＜注：行動部分は一部補足しています＞
みなさま（拡散歓迎・重複失礼）
FoE Japanの満田です。
ご承知の通り、昨日の記者会見で今村復興大臣は、困窮する自主避難者に対する
国の責任について質問した記者に対して、対応は福島県が行うと、責任を福島県
に押し付けたうえで、さらに記者が追及すると、自主避難は「自己責任」「裁判
でも何でもやればいい」という趣旨の発言を行いました。
言うまでもなく、東京電力福島第一原発事故の責任は、国と東京電力にあります。
避難者は、原発事故さえ起らなければ、故郷を離れ、違う土地で苦しい思いをす
ることもありませんでした。
2012年に制定された、「原発事故子ども・被災者支援法」の中でも、原子力政策
を推進してきた国の責任を明記し、被害者が居住・避難・帰還のいずれを選択し
た場合でも、国が支援を行う旨が書き込まれています。
今村大臣の発言は、「子ども・被災者支援法」から逸脱し、国の責任を放棄し、
避難者の想いを踏みにじるものです。
現在まで、復興庁は、住宅提供打ち切りおよびその後の責任を福島県に押し付け、
避難者の実情の把握すら行ってきませんでした。大臣の発言はこの延長線上にあ
ると考えられます。復興庁は、東日本大震災からの「復興」に関する事務を行う
ことになっていますが、その中には原発事故の被災者への支援も含まれています。
このような発言を行う方は、復興大臣の職責を果たすことはできないと考えます。
緊急のオンライン署名がはじまりました。ぜひご協力ください。
http://bit.ly/2nY58q1
また、以下のアクションが予定されていますので、あわせてご参加ください。
4月6日（木）
16時～ さようなら原発主催：官邸前緊急抗議集会
（「避難の協同センター」も共催）
17時～ 復興庁に抗議文提出行動
4月7日（金）
15時30分～ 共同記者会見（参議院議員会館）
18時～ 復興庁前抗議アピール（「避難の協同センター」呼びかけ）
復興庁前（霞ヶ関駅、国会議事堂前駅）
千代田区霞ヶ関3-1-1 中央合同庁舎4号館（財務省上）
問い合わせ先：090-6142-1807
・避難者の村田弘さん｢今村復興大臣の発言は絶対に許せない。"自主避難者"への賠償責任を認めた前橋地裁判決をおとしめている。教育勅語を教材にするなどと言っているが、三権分立を学んだ方がいい｣｡
・｢今村大臣は8万7千人もの署名を認知していなかった。悲痛な思いで集めた署名を省みない。復興庁の体制と大臣の資質に問題がある。原発事故を終わった事にする大臣は復興大臣の名に値しない｣
・福島在住の大河原さきさん｢福島で暮らす人間は低線量被曝という見えない暴力にさらされている。福島にはどこにも行けない人が大勢いる。特に独身の高齢者だ。避難者に自己責任を押し付けるやり方は許せない。私たちの世代だけでなく、次の、未来の世代まで、国と東電が責任を持ち、被害者の救済を｣。
・共謀罪法案の廃案を求めるデモと、復興庁前で今村大臣辞めろ行動をしている避難者たちがエール交換！！！
・共謀罪法案の廃案と今村復興大臣の辞任、共に力を合わせよう！！！
開始時刻には沢山のひとだかり
ひだんれん 村田さん
避難の協同センターは自主避難者の個別相談にのり、伴走型の支援を続けている。原発事故被害者に寄り添う「さよなら原発1000万人アクション」との共催で、急な呼びかけにもかかわらず多くの参加者と声を上げることができた。
開始時刻には沢山のひとだかり